ドレン回収の考え方 非常に判りやすくご説明していますので最後までお読みください。プリントアウトされることをお勧めいたします。
既存のドレン回収法は、弊社の考え方から申しますと
「大きな損失」の上に成り立っています。
回収方法自体に誤りがある訳ではございません。
「コストリダクション」の範中では、
本来の効果的・熱回収が実現されていない「事例が実に多い」 ということです。
貴社様のドレン回収方法はどのように行われていますか?
<以下の方法が
最も一般的におこなわれています>
回収ドレンを
「大気開放」のドレン回収タンクに導入し、ボイラ給水ポンプにて
「ボイラにドレンを戻す」
※大気開放にする事由・・・
@ドレン回収ラインへの負圧(背圧)をなくし、蒸気使用機器のドレン排出をスムーズにおこなう為
A給水ポンプへ大気圧以上のドレン水・流入を防ぐ為 (キャビティーション防止)
大気開放・ドレン回収タンク エネルギー上の損失点 @
大気開放のため回収圧に準じた
熱量3%〜5%(フラッシュした蒸気)を大気に廃棄してしまう。
「廃棄している熱量」は年間の燃油量に換算しますと莫大な数値となります。
大気開放・ドレン回収タンク エネルギー上の損失点 A
スチームトラップ等のドレン回収管に直結されている
「弁類に蒸気洩れ」がありますと、
ドレンタンク自体が
「大気開放のため」 生蒸気がドレン回収管を通じて
そのまま大気へ放出します。
漏れ頻度にもよりますが
「たったトラップ1台の蒸気漏れ」 で燃油代相当で年間30万円以上が出てしまうほど
の損失ケースもあります。
給水タンクは
無圧のいわゆるオープンタンクです。 高圧・高温のドレンが戻ってきたとしても
オープンタンクのため、
即時フラッシュして、
大気圧「99度」になってしまいます。これでは
本来の
効率的ドレン回収の
意味・意義が
失われます。
「うちは高温ポンプを使っているから心配ないよ」とおっしゃられるご担当者様も、おみえになられますが、
実際に、
「ドレン回収タンク上部(ドレン戻り口)の温度」 と
「給水ポンプ・出口側温度」 を計測してみてください。
給水ポンプ・出口側温度は、
「高くて80度」、「通常なら60℃前後」でしょう。
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通常・・・ 「ドレン回収タンク上部(ドレン戻り口)の温度」の方が 20−40℃ 高温です。
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仮に・・・
「ドレン回収タンク上部(ドレン戻り口)の温度」が
98℃
「給水ポンプ・出口側温度」が
60℃の場合・・・・ 98−60=38℃
38℃分の熱量が逃げていることになります。
ここで、ご説明致したいことは
「オープンタンク=大気開放」である以上、99℃以上のドレン水の回収は
理論上・不可能と言うことです。 温度降下分(38℃分)の熱量は、放熱等でのロス分です。
このロス分は、「
燃料費で換算すると 約5%」になります!!
弊社「スーパードレン回収機Ecopis型」は、諸設備の背圧負担を軽減した
「クローズドタンク」 回収です。
したがって、
”有圧回収”が可能ですので 「大気開放・前のドレン温度=99℃以上〜」の高温ドレンを
回収できる装置です。
(システム状況にも依りますが、大気開放される前のドレン温度(有圧)は120℃−150℃以上です)
「スーパードレン回収機Ecopis型」 が、回収可能な推奨温度は
133度(ゲージ圧力相当0.2Mpa)です。
※スーパードレン回収機Ecopis型は・・・
@クローズド回収でありながら、Ecopis型本体へのドレン回収圧力をゲージ圧力相当0.2Mpa・MAXにプリセットし、
蒸気使用機器のドレン排出を妨げません(蒸気使用機器の背圧許容範囲を任意にSETできます)
A回収ラインの圧力が異なっても対応可能です(ご相談ください)
B近接箇所にフラッシュ蒸気(低圧蒸気:圧力相当0.2Mpa)利用部署があればプレヒートとして利用できます。
Cドレン回収温度は133℃〜180℃ MAX (※推奨温度133℃=ゲージ圧力相当0.2Mpa)
<削 減 例>
@ <ケーススタディ> 給水温度が40℃の場合
133−40度=93℃分の熱量を回収できます
(燃料約14.88%削減!)
A <ケーススタディ> 給水温度が50℃の場合
133−50度=83℃分の熱量を回収できます
(燃料約13.28%削減!)
B <ケーススタディ> 給水温度が60℃の場合
133−60度=73℃分の熱量を回収できます
(燃料約11.68%削減!)
C <ケーススタディ> 給水温度が70℃の場合
133−70度=63℃分の熱量を回収できます
(燃料約10.08%削減!)
D <ケーススタディ> 給水温度が90℃の場合
133−90度=43℃分の熱量を回収できます
(燃料約 6.8%削減!)
ドレン回収を検討されるならば、
現在の回収方式が真に効率的におこなわれているかを
直接確認され
フロー的に御社様の
システム状況に合致するかを熟考することです。
そして、
「ドレン回収の意義」を広義に解釈をし、環境問題に於ける有用性、並びに
コスト面での節減性を
深く認識されることです。
「10年単位で解釈」 すれば
「CO2削減量は2700 t(ボイラ蒸発量3t/h相当の場合)」にも及び
ボイラ燃油の削減量は、
「1年分+α相当」になります。