ウォーターハンマー対策

ウォーターハンマーを防ぐには、配管システム内のドレンポケット(ドレン溜り)の再検証・防止の為の

再構築 → 適切なドレンポケット(ドレンのみをトラップ流入させる)配管構造に修正する必要があります。

然しながら、ウォーターハンマーは、「蒸気立ち上がり時」のドレンが生成され易い、やむを得ない状況下の

中で起こりやすく、かつ、多量に発生し、システム内の「十分なドレンの排出が阻害」される場合があります。

経済的かつ、安価に防ぐには、終業時のボイラ停止後に、「蒸気一次側主管配管・各ポケット部分」に

開放バルブ・開放配管を設け、バルブの開放操作で所定部署に排水する方法があります。

ボイラ停止後の冷却で配管内に多量に留まったドレンを「残 圧」で押し出し、翌朝のボイラ起動時には

バルブを閉弁します。

この方法ですと、ウォーターハンマーが起き易い箇所に、「バルブおよびドレン開放管を数箇所・設置」

することにより、「大部分のウォーターハンマーを防止」することが出来ます。

毎日、バルブの開閉操作があり大変手間が掛かりますが、「費用対効果」は目に見えて出てきます。

…エコの時代だからこそ、是非おこなっていただきたいと思います。


※ 配管内に残存ドレンがなければ、立ち上がり時間も「大幅」に短縮され、かつ、立上がり時の

 生蒸気・消費量も「5%以上」は削減可能です。

※ 別途予算がお取りになれるのであれば、面倒なバルブの開閉操作は必要としない…

スチームトラップ + ドレンポケットの再構築をすることをお勧めいたします。

単に「スチームトラップ台数の追加・交換のみ」で全てが解決する問題でないことを十分承知置き下さい。

また、ウォーターハンマーが起き易い部位に「バイメタル等を用いた温調トラップ」を使われるケースが

ございますがドレン排水時の温度バランス(デルタ温度)が異なると排水能力分布が大きく異なる為に

慎重な選定が必要となります。


                    
ウォーターハンマー対策